施工前の準備

敷地内にポールを設置後、八木式アンテナを取付作業する時、隣接の敷地内にはみ出さないように事前にアンテナのサイズを計測し、隣接とのトラブルがないようにしましょう。

※地上デジタル放送のアンテナには八木式アンテナとデザインアンテナの2種類があります。現在新築のアンテナ工事ではデザインアンテナの施工例がほとんどです。

デザインアンテナは本体の幅が約7センチと隣接にはみ出しがなく、スマートな工事になります。

施工時の注意点①

UHFアンテナ、BS,CSアンテナ、ブースター、分配器等と同軸ケーブル(アンテナケーブル)を接続しキャップをしますが、キャップに絶縁テープの上から直接巻かないで、1センチ程間隔をとり、アンテナケーブルに巻くことをお勧めします。

※キャップに直接巻くと、雨等がキャップ内に残り上記の部材の損傷の原因になります。間隔を置いて巻くことで、キャップの落下防止、部材の損傷防止にもなります。

現在、キャップの上からテープを巻いてのトラブルを訪問時によく見受けられます。ご注意ください。

施工時の注意点②

アンテナケーブル配線作業中にケーブルが足りず、屋外で新たにケーブルを継ぎ足し接続をした場合、早ければ2,3月後位に雨の後、接続部分に雨水が侵入してテレビが受信できず、晴れてくると受信できるという症状が発生する原因になります。
 
作業前にアンテナ設置の場所から天井裏まで長さを計測・用意してから、ケーブル配線工事をしてください。途中での継ぎ足し接続は後々、受信トラブルにつながります。